「玄米」は栄養豊富な完全栄養食


近年では、健康面やダイエットなど、何かと注目を浴びている玄米。
普段のお食事に取り入れている方も多いのではないでしょうか。
玄米はさまざまな栄養素や満腹感を得られる効果もあり、
ダイエットにおすすめの食材と言われています。
今回は、スーパーフードと呼ばれる玄米の秘密や
ダイエットに良いと言われている理由についてご紹介いたします。
そもそも玄米とは?
玄米とは、稲を収穫したあとに籾殻(もみがら)だけを取り除いたもののことです。
玄米から糠層、胚芽、果皮、種皮、澱粉(でんぷん)層を削り取ったものが白米です。
白米へと精米される段階で取り除かれている「果皮」と「胚芽」を米ぬかと呼び、
この米ぬかに、玄米の栄養の80%以上が含まれているのをご存知でしたか?


ダイエットに良いと言われている理由
玄米はヘルシーなイメージがありますが、
白米と比べるとカロリーや糖質量に大きな差はありません。
実は、玄米1食は白米や食パン1枚と同じ約150kcal前後。
しかし、玄米にはそれを上回る優れた栄養素が沢山含まれています。
玄米は現代人が不足していると言われている
ビタミンやミネラル・食物繊維が豊富です。


白米と比較すると、食物繊維は約6倍、ビタミンEは約12倍、
ビタミンB1は約4倍、ミネラルも数倍と言われています。
玄米を食べるだけで、必要な炭水化物やたんぱく質はもちろん、
上記の副栄養素もたっぷり補えてしまいます。
他のおかずやメインの食材がなくても玄米だけで、
無理に30品目も摂る必要はないという事です。
ダイエットに嬉しい栄養素
ビタミンB群
タンパク・脂肪の代謝に必要な栄養素で、白米の約10倍ものビタミンB6が含まれます。
ビタミンB群が不足すると摂取した糖をエネルギーに変換できず、
体内でうっ滞し、太りやすくなってしまうと言われています。
食物繊維
肥満を誘導しやすい腸内細菌、いわゆる”デブ菌”を健康的に戻してくれる効果が期待されています。
腸内環境を整え便通の改善にも効果的です。
γ-オリザノール・フィチン酸
「太りやすい嗜好」を変えることができると言われている「γ-オリザノール・フィチン酸」
高脂肪食に対する嗜好性を和らげるということがマウスをつかった実験で分かったそうです。
玄米を食べていると自然と高カロリーや高脂質のものを欲しなくなるんですね。
若返りホルモンが豊富
中でも注目したいのが”若返りホルモン”と言われる”ナイアシン”
ナイアシンは細胞の代謝を助ける役割を持つので、肌のターンオーバーはもちろん、
脂肪を燃焼したり疲労物質を分解するプロセスもナイアシンが担っているため、
まさにダイエッターにはありがたい栄養素なんです。
日本人は玄米の消化が得意
戦国時代。その主役である武士たちを支えたのは「玄米」だという説があります。
1900年代以降、今の白米が主流になる前の日本人は”玄米”を主食にしていました。
そのため、我々日本人は玄米=お米の消化が良く、
その豊富な栄養素を上手に体に取り込む事が得意とされています。
糖質制限をしている人にこそ知って欲しい
炭水化物抜きダイエットや糖質制限など、様々なダイエット法を試して
一時的に体重は落ちるものの、長く続かなかったり、、
”きれいに痩せる”という事から
離れた結果となってしまった方もいるのではないでようか。
この糖質制限はアメリカの研究機関が発信だと言われています。
元々高カロリーな食事の多い欧米の方にとっては効果的ですが、
日本食は欧米の食事に比べ低糖質でバランスが取れています。
これにさらに制限を加えてしまうと、本来必要とされる栄養素まで
失われてしまい、”健康的に痩せる”という事が難しくなってしまうのです。


k-cobiでは七号食を通し、”玄米”のすばらしさを
より多くの方に伝え、”健康的に食べて痩せる”事を推奨しています。
白米を玄米に置き換えてみる、白砂糖をキビ糖に変えてみる、など
まずは毎日の暮らしに”無理なく”取り入れながら
食生活を見直すことから始めてみませんか?
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