唇が荒れる原因とは?
カサカサ乾燥を防ぐ6つの習慣






・唇がいつも荒れ気味
・マスク生活で敏感になった
・リップクリームを塗ってもすぐ乾燥する

唇の荒れについて、
このようなお悩みを多くいただきます。

唇は、少しの刺激でもすぐ荒れやすくなる
とてもデリケートな部位で、
丁寧なケアが必要です。

今回は、唇が荒れてしまう原因
セララボ開発者かずのすけが実践している
「唇荒れ対策」を6つご紹介します。



唇は、想像以上にデリケート


肌の表面には、「皮脂膜」と「角層」という
2段階の肌バリア構造があります。

「皮脂膜」は、毛穴の皮脂腺から分泌された皮脂と、
汗腺から分泌された汗などが混じり合ってできたもの。
肌表面の水分の蒸散を防ぎ、潤いを保つ働きがあります。

「角層」は、内部にセラミドなどの細胞間脂質を蓄えて
外部からの刺激物質の侵入を防ぐ役割があります。

しかし、唇の皮膚は汗腺・毛穴がほぼなく、角層も薄いため、
この2つの肌バリア機能がとても弱いのです。

なので唇は、荒れや乾燥トラブルが起きやすい
デリケートな部位と言われています





唇は通常の皮膚に比べて、新陳代謝が活発なので、
皮むけしてもすぐに新しい皮膚が生成されます。

とはいえ、その再生速度を上回るようなダメージ
受け続ければ、唇が更に荒れていってしまいます。



唇が乾燥する原因と6つの対策ポイント


1.歯磨きの後、唇を拭こう

歯磨きをした後は、歯磨き粉の成分が唇に付着しがちです。
特に歯磨き粉に含まれる発泡剤は、唇への刺激となりやすいため
歯磨き粉が口元からしっかり落ちているか確認しましょう。

唇を拭くときは、を浸した
コットンを使用するのがおすすめです。



2.お茶やコーヒーを飲んだ後も、唇を拭こう

お茶やコーヒーに含まれている「タンニン」という
渋み成分がもつ酸化作用が、唇への刺激になる可能性が…

飲み終わった後は、唇を優しくおさえるように拭き取って
長時間付着したままにしないよう心がけましょう。



3.唇を舐めない

唇を舐めると
唾液とともに水分がすぐに蒸発してしまうため、
かえって乾燥が進む原因になります。

また、唾液の中に含まれる酵素成分が刺激になってしまうことも。

ひび割れなどが気になっても舐めるのは禁物です。



4.スクラブの常用はNG!

スクラブは、唇に対して刺激を与えることで
ターンオーバーを促進する働きがあります。

使用直後は古い角質が取れてキレイになりますが、
毎日のように頻繁に使用すると
刺激に反応して炎症が発生し、
更に唇が荒れてしまう可能性があります。

スクラブはどうしても唇表面の見た目を
整えたいときに限っての使用に留めましょう。



5.「油脂」配合のリップが◎

唇には汗腺・皮脂腺がなく、皮脂が出ないため
油分を補給する必要があります。

人の皮脂に近い「油脂」を主成分に配合している
リップは肌に良く馴染んで、唇のうるおいを
保ってくれるので特におすすめです。



コラム:リップをW使い!?悪魔的リップケア

油脂リップを塗布した後に
ワセリンなどを配合した炭化水素系リップ
上から重ねる方法もおすすめです。

このタイプのリップは保護効果が高く
水分蒸発を防ぐ働きがあるため、
うるおいがより持続します。


6.加湿器で空気をうるおった状態に

唇は角層が薄く、水分を保つのが難しいため
空気の乾燥をダイレクトに感じます。

乾燥しやすい季節は、部屋の加湿にも気をくばり
50~60%を目安に維持するようにしましょう。





リップケアにもスキンケア発想


頻繁な唇の荒れを防ぐためには、
皮脂膜の保湿をサポートする「油脂」
角層のバリア成分「セラミド」を補給することが効果的です。

「皮膚が本来もつバリア機能を手助けする」ように、
足りないものを補う視点でリップケアを行えば
荒れにくい唇に近づいていくことが期待できます。



セラキュア リップエッセンスバーム


角層まですっと浸透する
油脂*¹を主成分に配合し、
5種のヒト型セラミド*²も補給できる
スキンケア発想のリップバーム。

保湿感が長時間持続し、ふっくら柔らかな唇に導きます。




*¹マカデミア種子油、ホホバ種子油、野菜油 エモリエント成分として
*²セラミドNG、セラミドAP、セラミドAG、セラミドNP、セラミドEOP




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