スポットリペアパッド(ドライシートマスク)

スポットリペアパッドはドライタイプのシートマスクですが、開発当初は一般的なシートマスクとして検討していたのです。
ユーザーさんからセララボからマスクの商品を出さないのか？というご意見・ご要望をいただく中で、かずのすけさんからもセラキュアローションのシートマスク商品をつくりたいと話がありました。

一般的なシートマスク仕様で検討を進める中で、シートである不織布の滅菌性や繰り返し使用する時に袋の中へ手を入れる衛生面を考慮すると、通常の化粧水よりも防腐剤を増やさなければならないということが分かりました。
しかしながら、敏感肌のユーザーさんが多いセララボから出す商品において防腐剤の増加による肌への刺激を考慮すると、そのままの商品化は難しいという判断になりました。

そこで『あえてドライシートにする』ことを考えつきました。
ユーザーさんご自身で液をしみこませるという一手間にはなりますが、普段からお使いの化粧水や美容液を使うことで、刺激の懸念なくシートマスクを作れるのです。
スポットリペアパッド自体は乾いているドライなシートのため、防腐剤フリーです。
まるでオーダーメイドのスキンケアのように、好きなだけ、好きなようにその日の肌状態や気分に合わせて自由にアレンジできます。

CeraLabo開発担当S

不織布についても、素材や厚さなどの選定にこだわりました。
素材は一般的なコットンやレーヨン、ポリプロピレンといった化学繊維、プルプルした感触のバイオセルロース等の選択肢がありますが、今回選んだのはコットン由来の素材「キュプラ長繊維不織布」です。
何層も積層する大容量タイプの場合は1枚ずつを剥がしやすい厚手のものを選ぶのですが、今回はセラキュアローションのようなとろみの少ない液体を都度浸して使う仕様を想定のため、肌あたりのやさしさとコスパを重視して選定しました。
かずのすけさんの「敏感肌でも使えるフェイスマスク5選」動画の中でも、敏感肌にもやさしい素材だと紹介されています↓
https://www.youtube.com/watch?v=dAPmFKNqzHY　（3:55～）

特に着目していただきたいのが、『密着感』『毛羽立ちのなさ』『しみこみやすさ』『摩擦によるダメージの少なさ』です。
一般的なコットンでのパックやパッティングとの違いをぜひお試しいただければと思います。

また、形状とサイズにも工夫しました。
正円型でノベルティとして配布した際に、お使いいただいたお客様から「丸い形は使いづらい。毛穴ケアをしたい。鼻全体を覆えるような形がいい」といった声をいただきました。
顔全体を覆うような顔型の要望は少なく、部分用で自分ならではの使い方がコスパよくできるほうがよいという意見が多かったことから、 一人ひとりそれぞれの悩みに合った使い方ができるよう、頬や目もと・口もとのケアはもちろんですが、鼻まわりの集中ケアにもしやすい形状はどう工夫できるか検討しました。
部分用のカーブのある楕円形状を30枚入りにすることで、気になる部分にピンポイントでのアプローチも複数枚使用で顔全体のケアもできます。
この形状だと大きいという場合などには、必要な大きさや形にはさみで切ったり、折って使えます。毛羽立ちにくさと薄さだからこそできるのです。
あなただけの肌悩みに合わせて、お使いいただければと思います。

CeraLabo開発担当S